加入企業の従業員に福利厚生サービスを提供する(公財)相模原市勤労者福祉サービスセンター(愛称あじさいメイツ/緑区西橋本)が設立30周年を迎え、先月、本村賢太郎市長に周年報告を行った=写真。
同センターは、1968年に「相模原市勤労者互助会」として発足。中小企業では単独での実施が難しい慶弔金の給付や健診費の助成などを加入事業者に提供してきた。現在の会員数は1541事業所(1万9762人/1月1日現在)。昨年7月からは、客足減少が懸念される会員事業所への応援事業として、独自の割引券「Yell(エール)クーポン」の助成も開始した。板橋清理事長は「今後も勤労者の福利厚生の向上と地域の発展に寄与していきたい」と抱負を語った。