俳句結社「星時計」を主宰する 大元 祐子さん 南台在住 64歳
俳句が作る人との出会い
○…俳句結社「星時計」を結成後、同名の俳句雑誌を創刊してから約半年が経過、毎月発行を続けている。同人6人と会員76人から送られてくる投句を選び仲間と共に雑誌の制作にいそしむ。「おかげさまで会員の方が増えたり、新たに俳句の講師を依頼されたの」と『星時計』を創刊した影響を実感している。
○…俳句歴は30年。友人に誘われて訪れた句会で、現代的で自由な俳句の魅力に惹かれ虜に。勤務していた会社をやめた時、一つの区切りとして句集『人と生れて』を発行。当時発行していた雑誌の編集や校正をやっているうちに、新聞社から雑誌の校閲を依頼されるようになった。「校閲なんてとんでもないと思ったんですけどスキルアップにつながればと、引き受けました。趣味に俳句と書ければいいと思って始めたんですけどね。気づけば俳句中心の生活です」と苦笑する。
○…相模台小・中学校を卒業。市民講座などで講師を務め、俳句の普及に努めてきた。そこから生まれた句会は10カ所以上。「活発だった」と振り返る幼少期を知る知人が講座に来ることもあるという。「祐子ちゃん、ずいぶん変わったねと言われたりして恥ずかしいですね」。様々な講座を開く市民講座の代表も務める。「結局は俳句がまちづくりや仲間づくりにつながっているんです」
○…コロナ禍になり、ビデオ会議システムを使ったオンライン講座を実施した。「このためにスマホやパソコンを買った人もいるの。とても楽しかった」。俳句の講座には、若い人にも参加してほしいという思いが強い。「俳句にはルールがあるけど、自分の思いや日常をまとめることから始めてもいいと思います。私たちが活動することで俳句の魅力が伝わってくれたら」
相模原市から大切なおしらせです新型コロナウイルスワクチンの詳しい情報については市HPをご確認ください https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/kenko/kansenyobo/1019910/1022588/index.html |
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2021年6月3日号
5月19日号