東日本大震災の発生以降、岩手県大船渡市と交流を深めてきた「相模女子大学復興支援学生ボランティア委員会」が、同市の市花「椿」を題材に制作した紙芝居「おおふなトンたんじょうものがたり」を製本化し、同市に寄贈した。3月23日には大船渡市役所の戸田公明市長と回線をつなぎ、オンラインで贈呈式を行った。
この紙芝居は2016年に当時の委員会メンバーが描いたもの。これまで手描きの原本1部しかなかったため、株式会社日相印刷の協力を得てメディアユニバーサルデザインを活用したものに生まれ変わらせた。戸田市長は「復興に寄り添い続けていただき感謝している。いただいた紙芝居は幼稚園や小学生の読み聞かせに活用していきたい」と話していた。