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シリーズ〜新ゆりドクター通信〜 喫煙と呼吸器疾患 三成会 新百合ヶ丘総合病院
喫煙と深く関連する病気に慢性閉塞性肺疾患(COPD)があります。長期にわたり喫煙することで気管支に炎症が起きて咳や痰が出たり、気管支が細くなり空気の流れが低下したりする病気です。
喫煙の程度を測る目安に喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)があります。例えば1日平均20本を20年喫煙している場合、指数は400です。
喫煙指数400の人の約2割が、慢性閉塞性肺疾患に罹患していると言われています。700以上になると慢性閉塞性肺疾患だけでなく、肺がんや咽頭がんなどの危険性も高くなります。
喫煙している方は一度ご自身の喫煙指数を計算してみましょう。長引く咳や痰、息切れなどの症状を、「風邪を繰り返しひいているのだろう」「歳をとったせいだろう」と思い込んでいませんか。
文/呼吸器内科
青山 梓医長
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