新磯小学校5年生児童が6月2日、学校近くの田んぼで田植えの体験を行った。同校で長年実施している総合的な学習の授業で、児童約110人が参加した=写真。昨年は新型コロナの影響で中止となったため、感染対策をとりながら2年振りに行われた。
地元で農業をしている人を指導者に招き、児童らは苗が曲がらないように慎重に田植えを行っていった。また、今年初めての取り組みとして牛乳パックで苗床を作り教室で育てた苗も植えた。参加した児童は「秋に収穫して、ご飯を食べるのが楽しみ」と話していた。
今後は継続的に手入れや観察を続け、稲刈り、脱穀を体験した後、ご飯を食べる予定だという。