神奈川県行政書士会相模原支部の支部長に就任した 安達 弘樹さん 南台在勤 47歳
日々進化し地元に貢献
○…相続や遺言などの相談に答える行政書士。約230人が加盟する相模原支部の支部長に就任した。開所から10年未満と若手ながらの抜擢に、「副支部長をしていたのでそろそろかなと思っていたけど驚きました」と苦笑する。しかし、支部には育ててもらった恩返しをしたいとの思いが強く、引き受けたという。「結束は固く先輩に相談できるので心強い。やるからには責任を持って努めたい」と抱負を語る。
○…電機メーカーに勤めていた時に法律に興味を持ち、ロースクールに通い始めた。司法試験は通らなかったが、行政書士の資格を取得しその道へ。生まれ育った相模原に行政書士安達法務事務所を開所した。「士業というと固いイメージがあるかもしれないですが、誰もが相談しやすい対応を心掛けています」と柔和な語り口が印象的だ。
○…中央区の出身。星が丘小、上溝中、麻溝台高校に通い青春時代を相模原で過ごした。休日は箱根や富士山、湘南など観光地に出かけアクティブに過ごす。アウトドア派と思いきや、絵を描くことや料理なども得意だという。商売をしている学生の頃の仲間とは今も交流し仕事でつながる機会も多い。「仲間のために仕事ができる。地元はいいもんですよね」
○…新型コロナの影響で1年以上、総会や街頭相談会など支部の恒例行事ができていない。さらに飲食店などへの協力金や支援金に対する申請は複雑で多忙な日々を過ごすが、「今年はオンラインの活用や感染対策をして開催し、支部の存在感を高めたい」と力を込める。行政書士のやりがいに、社会情勢に合わせて進化する許認可申請に携われることを挙げる。「コロナ関係の申請も勉強しないと分からない。勉強し成長できることが行政書士の魅力です」
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