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市内ワクチン接種状況 予約対象 12歳以上へ拡大 若者世代の加速化図る

社会

公開:2021年9月2日

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 新型コロナワクチンの接種について市は9月8日(水)から、予約の対象を12歳以上の全年齢に引き下げる。供給量の見通しがついたためで、国が示す11月末までの完了をめざし、若者世代への接種を加速化させる方針。大規模接種会場の設置や夜間帯の対応を開始するなど現在、体制の強化を進めている。

 ワクチンの接種をめぐっては高齢者への優先接種以降、64歳以下の市民は7月12日から順次接種を開始。予約の際に混乱を避けるため、これまで細かく年齢を分けて実施してきた。そうした中、7月には一時、全国的に「ワクチン不足」が生じ、市も新規予約枠を縮小するなどして対応していたが、9月1日時点で国からの供給量が約64万回分、さらに今後約6万9千回分の見通しが示されため、12歳以上の市民の予約を9月8日(水)から受け付け、9月20日(月)から接種を開始する。

 64歳以下の市民(対象者47万7558人)の接種率は、8月25日時点で1回目の完了が約30%(約14万7千人)、2回目は約20・5%(約9万8千人)。市は接種をさらに加速させるため、若者世代のライフスタイルに合わせ、交通の利便性が高い会場の設置や午後8時までの夜間帯での実施対応することで接種の促進を図る。市新型コロナウイルスワクチン接種推進課は「新規枠の受け付け開始日は予約が取りづらい状況になることが想定されますが、希望される方のワクチンが今後供給される見込み。焦らずお待ちいただきたい」と話している。

 一方で、65歳以上の高齢者の接種率は8月25日時点で1回目が約90%(約16万5千人)、2回目が約88%(約16万2千人)に達しており、同課は「希望する方への接種は概ね完了した」との見解を示した。

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