サッカーJ2・SC相模原は11月28日、ホーム相模原ギオンスタジアムで第41節松本山雅FCと対戦し、1対1で引き分けた。
今シーズン最後のホーム戦を迎えたSCは、最下位に沈む松本山雅との対戦とあって勝ち点3を取りたい試合。MF藤本淳吾がスタートメンバーとして約1カ月振りに出場しチームを引っ張っていく。前半はその藤本とFW平松宗の攻撃陣がゴールを狙うが、松本山雅の堅い守備を崩すことができず、無得点のまま後半へ。
後半25分には藤本に代えMF児玉駿斗を投入。MF安藤翼も途中出場し先制点を狙う。しかし、点が奪えずドローのまま試合が終えるかと思われた45分、児玉がセットプレーのこぼれ球をシュートするとゴールに突き刺さり先制に成功する。このまま勝利で終わりたいSCだったが、ゴール近くでフリーキックを与えると、アディショナルタイム6分にキッカーのFWセルジーニョに鋭いクロスを入れられる。これがSCの選手にあたりゴールに吸い込まれ、オウンゴールで失点してしまう。
直後に試合は終了しSCは勝ち点3を取りこぼした。これでSCは勝ち点38の19位となった。この日までで、2チームがJ3降格が決まった。SCがJ2に残留するには次戦の結果とJ3の結果次第により左右される。
SCの最終戦は12月5日(日)、アウェイで東京ヴェルディと対戦する。午後1時キックオフ。