来年から3部制の新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」が開幕するため、最後のトップリーグ(TL)となった2020-21シーズン、初戦からサントリー相手に7対75で大敗を喫し苦いスタートとなった。第2節の宗像戦ではSOコリンスレイドが5ゴールを決める大活躍。30対23で接戦を制しシーズン初勝利を掴む。その後、善戦するも勝利に結びつかず、1勝1分5敗の7位でリーグ戦を終了、プレーオフに挑んだ。初戦はチャレンジリーグ3位のコカ・コーラ戦。先制を決めたものの連続でトライを奪われ、逆に追いかける立場となった三菱重工だったが、CTBマイケルリトルが逆転トライを決め、24対17で勝利した。2回戦の相手はシーズン負けなしの神戸製鋼。開始早々から連続でトライを奪われたが、自陣から約80m独走したCTB奈良望からのパスをWTB山本逸平がトライするなど前半7点差まで追い上げた。しかし後半、素早い攻撃に苦戦。強豪の堅い守りを破ることができず17対50で敗れ、全体9位で最後のTLを終えた。グレッグクーパーHC(ヘッドコーチ)は「成長できたことも多くあり、成長しきれなかったこともあった。良い試合やプレーも多かったが、成績には満足していない。学んだことを今季に生かしたい」とシーズンを振り返った。
来年1月9日から新リーグが開幕、三菱重工はディビジョン2からの参戦だ。グレッグクーパーHCは「もっとも大切なことは勝つこと。東京五輪のメダリストに学び『ゴールドスタンダード』をスローガンに掲げた。フィールドのオンでもオフでも高い意識で取り組み、チーム全体で成長していく」と展望を述べた。土佐誠主将は「今季の目標は『ディビジョン1』への昇格。一戦一戦に向き合いチーム全員で闘いたい」と意気込み、2021のベスト15に選ばれたマイケルリトル選手は「開幕に向けてコンディションはとても良い。チーム、ファンのため、ベストなプレーを出せるよう頑張ります」と活躍を誓った。
さがみはら南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
アレルギーの会が解散4月25日 |
水野さんが川柳講座4月25日 |
|