小田急線相模大野駅に6月8日、「相模女子大学 最寄駅」と書かれた副駅名看板が設置された=写真。これは乗降客の利便性向上を目的に同電鉄が2021年4月から始めた取り組み。これまでに「東京農業大学最寄駅」(経堂駅)、「和光大学最寄駅」(鶴川駅)、「新江ノ島水族館 最寄駅」(片瀬江ノ島駅)があり、今回が4駅目。
副駅名看板は上下線ホームの天井から吊り下げられた「相模大野」と書かれた駅名看板の下に設置されている。
同大は1900年に東京市本郷区(現東京都文京区)に日本女学校を設立。45年に戦災で校舎などを焼失後、翌46年に現在の相模原市南区文京に移転。以来、同駅が最寄り駅となっている。同大は「幼稚部から大学院までを有する大学の玄関口でもある相模大野駅に副駅名を掲出できることを誇りに思う」とコメントしている。