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気づいて、「学習困難児」 区内NPOが研究会開催

コミュニティ教育

掲載号:2022年6月16日号

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保護者や教員ら約50人が参加
保護者や教員ら約50人が参加

 発達障害や家庭環境などの影響で学習が思うように進まない「学習困難児」に対する理解を深めてもらおうと「学習困難児研究会」が開催された。5月28日の第1回目には発達障害の子を持つ親や教師など約50人が参加した。主催のNPO法人は「子どもの悩みに気づき、チームで支援を」と呼びかけた。

 研究会を主催したのは南区内で学習塾などを手掛けるS.A.S.ホールディングスグループが運営する「NPO法人すがもキッズ」で、相模女子大学中学部・高等部が共催した。1回目では学習困難児たちの現状と分析をテーマに公認心理士や教育関係者が講演。発達障害児を持つ保護者や学校で指導に当たる教師など約50人が参加した。

正しい知識でチーム支援を

 グループの代表で同法人の役員でもある西村学さんは、研究会開催の意義について「学習困難の理由は、『サボり』などもあるが、子どもの意志でないことが多い。それを大人に理解してもらうこと」と話す。勉強する意欲があっても成果が上がらない子の場合、原因は発達障害や発達グレーゾーン、虐待やネグレクトなどによる愛着障害、生活習慣、家庭環境など様々。親は「うちの子に限って」と障害を認めないケースも多く、親の無理解のため、家庭が子どもたちにとって「逃げ場所」でなくなってしまうケースもあるという。「大人は『困ったら相談においで』と言うが、『困った』と言えない子、相談できない子もおり、そこに大人が気づいてあげることが重要」と話す。

 学習塾も経営する西村さんは「学習困難な原因が分かれば、対策も立てやすい」と語る。対策としては親も含めて学校や行政、塾など地域が一つになって学習困難児の情報を共有し、子どもを理解し、チームで支援する体制を作ることで「子どもを救うだけでなく、親や教師の負担軽減にもなるはず」という。

 研究会は2023年1月までに残り8回開催される予定。2回目は6月25日(土)。午後2時から3時。会場は相模女子大学茜館催事場。テーマは学習困難児をたちを取り巻く環境要因や子育て。西村さんは「将来教育者を目指す学生などにも興味を持ってもらえれば」と参加を呼びかけた。

 参加費は無料。要事前申込み。問合せはすがもキッズ【電話】042・813・8558。

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