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中学給食「在り方」諮問 全員喫食へ 検討委始動

教育

公開:2022年7月7日

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6月21日に開かれた第1回学校給食あり方検討委員会の試食会で提供されたデリバリー方式の給食
6月21日に開かれた第1回学校給食あり方検討委員会の試食会で提供されたデリバリー方式の給食

 中学校の給食の在り方について調査審議する「相模原市学校給食あり方検討委員会」の第1回会議が6月21日に開かれ、市教育委員会(教委)が同委員会に対し給食提供の実施方式と食育の方針を諮問した。

 現在、市が実施している中学校給食は、学校給食センターで調理され保温された状態で配送される「センター方式」と、民間事業者の施設で作られ1人分ずつ弁当箱で届けられる「デリバリー方式」(家庭から持参する弁当などと選択)の2種類。

 緑区の一部を除く大部分の学校が選択制デリバリー方式を採用しているが、衛生管理上、温度を保つことが難しいことなどから喫食率は年々低下傾向。献立を工夫するなどして改善を図っているものの、2021年度は34・4%にとどまっている。

 全員喫食の実現をめざして協議を重ねてきた市は今年4月、市民や有識者で構成される同検討委を設置。本格検討に乗り出した。第1回の検討委会議では、教委が委員会に対し「市にとってふさわしい給食提供の実施方式」「全員喫食の環境を活用した食育の方針」を諮問するとともに、市内中学校給食の現状の説明やデリバリー方式で提供される給食の試食会などが行われた。検討委は来年7月までに最終的な答申を行う予定。

 実施方式にはこのほか給食室で調理し校内で提供する「自校方式」、自校方式で調理した給食を近隣校へ配送する「親子方式」がある。市は「全校センター方式」、または「センター方式と自校方式の併用」を柱に、状況に応じて補助的に「親子方式」の活用も検討する考え。

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