相模女子大学中学部バスケットボール部は、3度目の出場を果たした全国中学校バスケットボール大会(以下、全中)で、同部過去最高成績に並ぶベスト8まで勝ちあがった。明日9月23日(金・祝)からは来年1月開催の冬の全国大会「ジュニアウィンターカップ(全国U15バスケットボール選手権大会、以下JWC)」出場を懸け、現メンバーでの最後の戦いが始まる。
全員3P狙える層の厚さ武器
今年のチームについて田島稔監督は「ベンチ入りメンバー全員がワンハンドで3ポイントシュートが打て、誰が試合に出ても力が落ちない層の厚さ」が特長と評する。県で優勝、関東大会で準優勝して出場を決めた全中では、1回戦で昨年度のJWCで準優勝した京都精華学園中学校に勝利するなど力をつけている。
JWCに出場できるのは県優勝チームのみ。全中で県優勝している同校は順当に勝ち進めば2年連続、全中を含めれば3季連続の全国切符は堅いところだが、全中と違いクラブチームも参加するため、田島監督は「油断は禁物」と気を引き締める。キャプテンの藤原あかりさん(3年)も「全中で過去の記録(ベスト8)に並べたのは良かった。リバウンドやシュートの精度を上げて全国制覇を目指したい」と意気込みを語った。
県予選を順当に勝ち上がると決勝戦は10月10日(月・祝)。