区内在住の俳優、高崎隆二さんが発案した映画製作の撮影に向けて製作委員会は6月11日(日)、出演者、エキストラのオーディションをあじさい会館(中央区)で開催する。高崎さんは「こうした機会に映画製作や作品に興味をもってもらえれば。老若男女、広く募集しています」と話す。
江戸時代の剣豪
「上泉伊勢守〜相模の国へ(仮)」と題し、戦国時代の剣豪、上泉伊勢守信綱を描く。新陰流の創始者である信綱が門弟と一緒に流派を広めるため、諸国を旅する時代劇作品だ。
信綱は、前橋市(群馬県)にゆかりのある人物。高崎さんが10年ほど前に仕事で同市を訪れた際、信綱の名を広める活動をする上泉伊勢守睦会の代表、閑野房次さんと出会った。「閑野さんの人柄や熱意に感化された」と、高崎さん自身も信綱のドラマ化や舞台化に関わってきたという。
「信綱をもっと広めるためには、前橋を飛び出なくては」と語る高崎さん。「相模の国」を旅する設定とし、撮影はほぼ相模原市内で行われる。高崎さんは「緑が多い、相模原の魅力を広めることにもなる。いたるところで撮影したい」と意気込む。撮影現場は一般公開する予定だという。
閑野さんは「高崎さんの熱意に後押しされている。信綱をいろいろな角度から広めていただければ」とエールを送る。
殺陣師に深作氏
監督は市民参加型のご当地映画を手掛ける市川徹さん、主演の信綱役に俳優の五代高之さん、殺陣師に深作覚さんが参加する。撮影は10月から開始予定。
募集する役柄は風魔忍者役20人ほど。年齢は20代から40代。村人、その他エキストラも若干募集する。忍者役に選ばれた人に向け、深作さんによる殺陣教室の開催も。高崎さんは「鬘をかぶり、衣装を身に着け、さまざまな経験ができる。ぜひ参加を」と話す。
オーディションの時間は午後5時から9時まで。直接会場へ。また、映画製作への寄付も受け付けている。問い合わせは高崎さん【電話】090・2933・2639。
さがみはら南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
「共にささえあい 生きる社会」相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。 https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html |
<PR>