サッカーJ2・SC相模原は2月28日、J2開幕戦を京都サンガF.C.とホーム相模原ギオンスタジアムで戦い、0対2で敗れた。
今季J2に昇格したSCの歴史的な一戦は、京都をホームに迎えて行われた。FW和田昌士と平松宗の2トップで臨んだSCは、メンバー全員が日本人で試合は始まる。昨シーズン活躍したFWホムロやユーリ、今シーズンから新キャプテンを務めるDF鎌田次郎はけがのため、ベンチに入らなかった。
前半、風上に立ったSCは、MF藤本淳吾やMF清原翔平らを起点に攻撃を組み立て、DF梅井大輝のロングスローなどで猛攻をしかけるもゴールを奪うことが出来ず、0対0のまま前半を折り返す。
後半、途中出場した新加入のMF安藤翼やMF芝本蓮らが攻撃に加わるが、先制点がなかなか奪えない。相手の京都もFWピーターウタカやMF三沢直人を投入。次第に流れが変わり、SCは劣勢に立たされる。守備陣の奮闘で無失点に抑えてきたが、後半37分にコーナーキックをDFヨルディバイスに頭で合わせられ先制点を奪われると、わずか3分後にも、三沢にミドルシュートを決められた。SCは最後まで粘りを見せたが、そのまま試合は終了した。
当日の来場者は2470人。試合後、三浦文丈監督は「J2開幕ということでサガミスタの皆さんが大勢駆けつけてくれて、我々と一緒に戦ってくれたことを感謝したい。悲観的になっていても始まらないので、出来たことを続けていく」とコメントした。