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相模の大凧文化保存会の会長に就任した川崎 喜代治さん新戸在住 70歳

掲載号:2015年10月15日号

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笑顔ににじむ「大凧愛」

 ○…大きさ14・5m四方、重さ約950kg。揚げるためには80〜100人の人員と、風速10〜15mの風を要する。この8間凧をはじめ、毎年5月に新磯地区の空を雄大に舞う巨大な凧。このほど、その保持団体「相模の大凧文化保存会」の船頭役に就いた。「凧は粋じゃないと。祭り神輿と同じで勢いが大事。それには若さが必要」。今や市の6大観光行事の『相模の大凧まつり』も、危惧されるのは後継者不足。「若い会員を集める努力をしたい」。伝統行事の継承。そのための地固めを、初仕事と目論んでいる。

 〇…新磯小学校、相陽中学卒の地元人。相原高校(緑区)を卒業後、仕事の関係で地元を離れがちな時期もあったものの、結婚を機に新戸に落ち着いた。そうなると土地柄、行事への参加は「暗黙の了解」。新戸大凧保存会に入会し、大凧歴40年の幕を開けた。幼少から馴染んでいた凧作りはスジが良く、入会まもなく制作の要人に。毎年、大凧まつりの新戸会場で販売している「ミニ凧」(45cm四方)400個も、自分で作る。自宅の庭には凧作り専用の小屋まで作ってしまった。

 ○…「なんでこんなものが揚がるのかなあ」。大凧の魅力について、しみじみとその姿を回想。「やればやるほど奥が深くて、行きつくところがない」と、凧の話になると止まらない。そこら中の物を凧に見立てて解説。しまいには「生き物と同じで、揚がった姿が毎年違う。始末に負えねえんだよ」と愛おしげに笑う。

 ○…夫人や息子家族と一つ屋根の下で暮らす。趣味は釣り。「ヘラ鮒釣りだけははまったら大変。毎日行きたくなっちゃうよ」。のめり込むタイプだ。「ここらの人は、言葉は荒いけど人一倍お人好し」と郷土愛も隠さない。そして凧の魅力がもう一つ。「凧で何回酒が飲めるかよ」。”反省会”と称した、事あるごとの飲み会が楽しみ。「凧揚げする本人が楽しくやっていれば人も集まってくる」。笑顔からは、凧への愛情が溢れんばかりだ。

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