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さがみはら南区版 公開:2017年12月14日 エリアトップへ

「郷土愛」育むカルタ完成 市民学芸員が手作りで

教育

公開:2017年12月14日

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完成したカルタと作成に携わった市民学芸員のメンバー。左から3人目が発起人の横須賀さん
完成したカルタと作成に携わった市民学芸員のメンバー。左から3人目が発起人の横須賀さん

 相模原市の子ども達に、生まれ育った「ふるさと」の良さを知ってもらおうと、市民学芸員のグループが史跡や地名を題材にした「相模原いろはカルタ」を作成した。現在、市立博物館で開催されている「学習資料展 ちょっと昔のくらし13」で展示されている。

 カルタ作成の企画は、南台在住で12年ほど前から市民学芸員を務めている横須賀浩子さん(74)の発案。「市民学芸員といっても展示の協力の仕事が主。自発的に催しをしたいと考えた時、思いついたのが句を募ってカルタを作ることでした」と横須賀さん。学芸員仲間に相談したところ、賛同を得られたため、みんなで「相模原に関する句」を作成することからスタートした。「それが今から4年半前。句を集めて推敲して、47句を選ぶのに3年かかった」と横須賀さんは笑う。

 カルタ絵は当初、相模台在住の漫画家・市村章さんに依頼していたが急逝により断念。その後、知り合いの画家・瀧(たき)光(ひかる)さんにお願いし、市民学芸員の浅川一三さん(71)がパソコンで編集を加え、ようやく貴重な1組が完成した。「作ることで自分たちも市について深く学べた。ぜひ多くの子ども達に見てもらいたい」と横須賀さんらは話している。

 学習資料展は来年2月25日(日)まで。12月17日(日)には同カルタで遊べる体験コーナーも実施される。

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