神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ゴルファー山口すず夏さん 日本人初の快挙達成 豪アマ選手権で優勝

スポーツ

公開:2018年2月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
帰国後、笑顔で取材に答える山口さん=1月30日
帰国後、笑顔で取材に答える山口さん=1月30日

 南区在住のアマチュアゴルファー・山口すず夏さん(共立女子第二高校2年)が、1月16日から21日まで西オーストラリア州パース郊外で開かれた「オーストラリア女子アマチュア選手権」に出場し、日本人として初めてとなる優勝を飾った。

 大会には世界各国から75人が出場。2日間36ホールによる予選が行われ、32人が勝ち抜き方式のマッチプレーに進出した。その後、5試合(決勝のみ36ホール、それ以外は18ホール)を戦って勝者を決めた。

 6日間で8ラウンドを戦うため、「体力、集中力の維持が難しかった」と振り返った山口さん。それでも予選を2位で通過すると、マッチプレーでも快進撃を見せ、決勝も韓国のチョ・アイエン選手に完勝。男子の中島啓太さん(代々木高校2年)とともに、男女揃ってアベック優勝を果たした。同大会を日本人が制するのは初めての快挙となる。

 大会にはアマチュアランキング上位による「JGAナショナルチーム」の日本勢6人も出場したなか、山口さんは昨年に続き個人で参加。「ライバル意識はありました」と認めながらも、「環境に関係なく最低でもベスト4以上を目標にしてきた。対戦相手も強かったので、優勝できたことは素直に嬉しかった」と話した。

アマでのトップに

 次の試合は、今大会に優勝したことで参加資格を得た「オーストラリア女子オープン」(15日開幕)。同大会にはアメリカを拠点に活動するプロゴルファーで、良き先輩でもある畑岡奈紗選手も参加予定だという。実はオーストラリア女子アマチュア選手権への参加も、畑岡選手に勧められて決断したそうだ。「目標にするプロと回れる機会。最低でも予選を通過し、さらにアマチュアの中では1位になりたい」と意気込んでいる。

 7歳から父と兄の影響でゴルフを始めた山口さんは、2013年、14年と県アマチュアゴルフ選手権ジュニアの部を連覇。鵜野森中学校在学時の15年には、史上最年少(14歳11か月)で全米女子オープンに出場した。現在は学校での部活とともに、地元・相模原のゴルフ練習場などでも汗を流している。

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook