区内在住の日本画家・戸田みどりさん(68)の門下生7人が集い、3月20日(火)から相模原公園グリーンハウス(下溝)で日本画展を開催する。タイトルは「八十路を超えて」。その名の通り、出展者は全員80歳以上だ。
作品を出品するのは伊藤栄さん(92)、稲本俊策さん(90)、青野武志さん(87)、宇美喜和さん(85)、宮崎英典さん(84)、川合初男さん(84)、樋川とも子さん(82)。その多くが、相模原市が高齢者の生きがいづくりのため、学習の場を提供する「あじさい大学」の卒業生だ。
今から17年前、同大学の日本画教室1期生であった川合さんが「せっかく始めた趣味。もっと勉強を続けたい」と、卒業生に呼びかけOB会を発足。講師を務めていた戸田さんのもとに集い、「みどり会」の名で活動を始めた。平成21年には宇美さんらが別のOB会「みどり会21」を結成。両会とも月に2回、市民会館で教室を開き、日本画の勉強に勤しんでいる。
今回の展示は、80歳を超えた会員が7人にもなっていることを記念して、95歳になる戸田さんの母親が発案。半年前から準備を進め、全員が各々3作品を発表する。期間は20日から4月1日(日)まで。開館は午前9時30分から午後4時30分(入館は4時)。22日(木)と26日(月)は休館。入館無料。
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