自転車の安全で適正な利用の促進を図るため、昨年末に施行された「相模原市安全に安心して自転車を利用しようよ条例」に基づき、相模原市では自転車事故に備えた保険等の加入が7月1日から義務化された。自転車利用者や利用する子どもの保護者、事業活動に自転車を利用させる事業者が対象で、市や民間業者は加入を呼び掛けている。
市によればHPや広報での情報発信などで周知を促進してきたが、「どういった保険に入ればいいのか?」という問い合わせが相次いでいるという。「現在加入している自動車の任意保険や火災保険に、個人賠償責任補償特約が付いている、または付けられる可能性があるので、まずは確認を」と担当者は話す。未加入の場合は掛金や補償限度額など、自分に合った保険を選択して加入する。
民間でキャンペーンも
古淵に本社を構える「ブックオフコーポレーション」は、市内の6店舗で店頭買取・購入をした人に「au損害保険株式会社」の自転車保険をプレゼントするキャンペーンを行っている。店頭で受け取るチラシから専用ウェブサイトで必要事項を登録すれば、8月末まで保険が適用される。その後も補償の継続を希望する場合、別途申込みが必要となる。「保険加入の義務化を広く周知し、市に貢献したい」と同社。登録期限は7月29日(日)まで。
条例に関する問合わせは相模原市交通・地域安全課【電話】042・769・8229または南区役所地域振興課【電話】042・749・2135へ。
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