北里大学相模原キャンパス(南区北里)内のアクアリウムラボで3日、シーラカンスの標本展示に関するオープニングセレモニーが開かれた。
この標本は、同大学海洋生命科学部とシーラカンスに関する共同研究を進める公益財団法人国際科学振興財団から借り受けたもので、成魚と胎生仔魚の2体となる。
セレモニーには同財団の大竹美喜会長やシーラカンス研究所の岡田典弘所長、北里大学からは伊藤智夫学長や研究の責任者である三宅裕志准教授=今号「人物風土記」で紹介=らが出席。経緯や展示概要に関する説明などがされた後、除幕式が行われ、標本が来場者にお披露目された。
展示は2020年の3月までを予定し、平日午前10時から午後4時まで無料で見学できる。