相模原市内の中小小売業・飲食業およびサービス業を営む店舗の中から、消費者に支持され魅力あふれる店舗を発掘する「相模原お店大賞」事業。このほど大賞・準大賞の受賞店が決定し、飲食部門では「naruco cafe」(相模大野)、小売・サービス部門では「おかし工房あん・プティ・ふる〜る洋菓子店」(相模台)と、共に南区の店舗が大賞に輝いた。
今年が15回目となる同事業。相模原商工会議所「相模原お店大賞」実行委員会が運営し、地域商業の活性化と消費者へのサービス向上を目的に、消費者に支持される店舗を表彰している。2004年の事業開始以降、これまでに90を超える店舗が、お店大賞受賞店に名を連ねている。
選考にあたっては、ホームページやFAXのほか、市内のイベントでも市民らから「好きなお店」の投票を受付。今年は7990票が寄せられた。その上位の中から臨店審査などの厳正な審査を実施し、選考委員会において受賞店が正式に決定された。現行の方式になって以降、南区の店舗が両部門の大賞を独占するのは初。
「naruco cafe」は、店内の半分がソファ席となっているカフェで、アートやハンドメイド作品の展示販売やワークショップも開催。地域活動にも積極的に参加している。オーナーの成嶋由紀子さんは「投票いただいた皆様に感謝しています。この受賞を機に多くの方に知ってもらい、お店に立ち寄ってほしい」と話している。
「おかし工房あん・プティ・ふる〜る洋菓子店」は、国立病院機構相模原病院そばに店舗を構えて16年。通常のケーキや焼き菓子のほか、アレルギー対応の商品を扱っていることが市民から多くの支持を獲得した。シェフパティシエの佐々木広さんは「全てのお客様に喜んでもらうため、試行錯誤しながら自分なりに勉強してきた。大賞は素直に嬉しいです」と話した。
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