藤野商工会 地域経済を牽引し半世紀 1/21(金) 藤野芸術の家で記念式典 楠田枝里子氏の講演も
芸術やゆずの街として有名な『藤野』の経済を中心的存在として牽引してきた「藤野商工会」(佐々木道他会長)。同会は今年設立50周年を迎え、それを記念した式典を1月21日(金)、午前10時45分から藤野芸術の家クリエーションホールで開催。地域振興の先駆者として、さらなる活動を展開していく。
藤野商工会は、昭和36年1月に創立。地元の中小企業や商店などから343人が加入し、工業・商業・建設の各部会、青年部、女性部、地域振興ビジョン推進委員会等を組織して活動を行っている。中でも、「(有)ふじの」によるゆず特産品事業、「ふじの里山くらぶ」による佐野川の日本の里100選への選定、「相模原フィルムコミッション津久井事務局」による多くのロケ誘致等、藤野商工会が中心となった活動が近年大きな成果をあげている。
50周年となる今年度は、これまで記念誌の発行や箱根ユネッサンの「藤野のゆず風呂」、秋の「ふる里まつり」での神輿6基の集合、クリスマスイベントでの記念風船の配布等、例年以上に様々なイベントを実施し、節目の年を盛り上げてきた。
さらに21日の式典は、楠田枝里子氏を講師に迎え、記念特別講演会「魅力ある街づくり」を開催。商工会・地域振興等の功労者への表彰・感謝状の贈呈や、特産品のゆず製品を中心に産学連携する相原高校や東京家政学院大学との事例発表なども行われ、盛大な式典を予定している。
50周年を迎えるにあたり佐々木道他会長は「半世紀にわたり、地域経済の振興に大きく寄与してきたことは歴代の役員・会員・職員各位のご理解とご尽力のお陰とお礼申し上げます。ここ数年、行政環境の大きな変革がありましたが、最近は特に特産品開発販売において多額の経済効果とPR効果を生んでいます。今までの積み重ねを生かし、さらなる50年がより元気で住みやすい地域となるよう、たゆまぬ努力をして参ります」と話している。
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