相模原市と(社)日本観光協会との共催による「相模原市観光まちづくり研修」が今月21日、杜のホールはしもとで開催された。
「新相模原市観光振興計画」で掲げる”観光交流都市さがみはら”を実現するための人材育成事業として、地域主導で観光まちづくりを進めていくことを学ぶ目的で行われた同研修。会場には、旧津久井地区の観光協会関係者、企業や個人で観光業に従事する人など36人が参加した。
講師を務めるNPO法人グローバルキャンパス・大社充理事長の指導のもと、観光地自らが商品をつくり、市場で販売し、来訪者をもてなすという「地域主導型」の観光に対する考え方などの説明の後、実例紹介、グループに分かれて自分たちの地域における観光事業を考えるワークショップなどが行われた。市商業観光課では「話を聞いている参加者の目が真剣そのもの。これを活かして観光事業に取り組んでいきたい」と話していた。