市内初 プロバレエ団誕生 4月「セェリバレエシアター」がスタート
市内田名など3カ所に展開するバレエ教室「セェリ・アカデミー・ド・バレエ」の主宰・大谷悠子さんは、10年以上前にNPO法人セェリ・ユース・バレエ団をスタート。これまで舞台活動を行いたい人たちに公演の場を提供してきた。その延長線上として今年4月、市内初のプロバレエ団「セェリバレエシアター」を立ち上げる。国内でプロとして活動できる場が少ない中、踊り手たちに機会を創出できればとの願いが込められている。
「日本のバレエ界でプロになることは狭き門。希望する人は多く、まさに飽和状態で、厳しい世界なんです」。立ち上げは、その現状を受け、プロ活動をしたくてもできない人たちに機会を提供できればとの想いから。NPO創設時からこうした構想はあり、自然な流れで今回に至った。10年以上前から続けているNPOの活動は、すでに約25回の公演を開催するほど。その実績やノウハウを活用しながら、今後展開していきたいという。
古典を中心に
自らが芸術監督を務める同団では、芸術顧問にマーチン・フリードマンさん(現キーロフバレエアカデミーオブワシントンD.C.副ディレクター)、芸術監督にアレクサンドル・ブーベルさん(元Kバレエカンパニーソリスト)を迎える。「古典を中心にオールラウンドなものに挑戦したい」と大谷さん。すでに6月(杜のホールはしもと)の公演をはじめ、海外公演やNPOとの合同公演など、年間スケジュールも決定。「舞台を作ることが好き。育てた子どもたちにできるだけハイレベルな世界を見せてあげたい」と大谷さんは話す。
なお同団では現在、18歳〜25歳の団員を募集中。3月12日(土)にはオーディションを開催する。詳細は同団事務局【電話】042・760・0267まで。
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