広がる"草の根の善意" 市内受入施設に44名
東日本大震災から27日―。市内でも、被災地からの避難者受け入れが始まっている。相模原市では、市体育館(中央区)と教育施設「相模川ビレッジ若あゆ」(緑区)の2か所を受入施設として開放。市内には3日17時時点で、9組44名が入所しているほか、縁者を頼って個人宅に身を寄せる避難者もいる模様だ。こうした動きを受け、”草の根の善意”が広がりつつある。
温浴施設「ここち湯相模原店」(南区)、「やまとの湯 相模原店」(南区)では先月29日より、避難者を対象に、無料での入浴を請け負っている。市では、避難所の受付や区役所の地域政策課でチケットを配布し、前出2施設に加え、市の入浴施設「いやしの湯」(緑区)と「藤野やまなみ温泉」(緑区)の4か所での利用を可能にしている。
「カットハウス セシル」(南区)は、相模川ビレッジ若あゆでの出張カットを実施。また、「避難所へは無料で新聞も届いているよう」(市職員)とも。ただし、避難所のうち、「相模川ビレッジ若あゆ」は今月半ばまで。期限延長を検討しつつ新たな受入先を探している状況だ。市では今週、避難所入所者へアンケートを実施。その集計から要望を汲み取り、それを基に、今後の支援を行うとしている。
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