神奈川県警 市民と協力「安全な街を」 「生活安全サポート班」を新設 市内の犯罪抑止へ
神奈川県警は1日、市民のボランティアを支援する8つの「生活安全サポート班」を初めて発足した。市内でも相模原署・相模原南署・相模原北署・津久井署の管轄を担当する同班を新設。中には犯罪件数が県内ワースト5入りしている署もあることから、少しでも防犯強化に努めたい考えだ。
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同班は、防犯活動に取り組む既存の団体や、新しいグループ作りに協力しようと開設された。きっかけは、昨年11月に開催された「APEC」。多くの警察官を警備に動員した結果、通常業務が手薄になる事態を招いたため、県警ではボランティアを行う市民と普段から協力していく体制づくりを検討。犯罪防止に取り組む団体を後押しする形で、新設される運びとなった。
具体的には、相模原4署や市内177の防犯ボランティアグループと連携し、犯罪発生状況の情報提供や、新しく団体を作る際のサポートを行う。相模原4署の管轄を担当する吉川祐介警部補は、「若い人や女性にも、自分たちで地域の安全を守るという意識を持ってもらえれば」と期待を込める。いずれは災害時の支援団体とも手を携え、官民一体で安全な街作りを推進していきたい考えだ。
詳細はボランティアサポートダイヤル【電話】045・662・5511へ。
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