今回新たに「津久井城ブランド品」となった8品
津久井商工会（関戸昌邦会長）では、「津久井城」をシンボルとした特産品の開発を進め、初年度となった昨年は５品を発表。２年目となる今年度、新たに８品を「津久井城ブランド品」として認定。これでブランド化されたのは13品となった。
津久井城は、歴史的にも貴重な山城として、津久井のシンボル的存在。行政でも毎年、発掘調査が実施され、地域活性化の観点からも重要な地域として位置づけられている。
そうした中、津久井商工会では、地域産業を掘り起こし、地域小規模企業を支援することで、地域の活性化を図ろうと、昨年度より特産品「津久井城シリーズ」を地元商店と協働で開発し、ブランド化。今年度は、専門家を交えて積極的に事業を推進し、新たに認定審査会を導入。認定基準に沿って評価され、認定審査会を通過した８品が、今回認定された。
認定されたのは、（株）せき製麺の「津久井城清流うどん」と「津久井城陣屋そば」、(有)津久井せんべい本舗の「津久井城大豆せんべい」と「津久井城醤油せんべい」、中村鉄工所の「津久井城火打ちがね風御守り」、（株）光芸の「津久井城月見の宴ぐいのみ」、清水酒造（株）の「津久井城巌乃泉」、(有)童人夢農場の「津久井城菓笑家焼」の８品。津久井商工会では「今後は、様々な業種の方が参加して頂いて、広域的に運動を展開し、地域商工業の活性化を図っていきたい」と話している。
