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津久井高校ボート部 親子2代で世界へ 高2でただ1人の日本代表

公開:2011年7月7日

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日本代表に喜ぶ山口さん
日本代表に喜ぶ山口さん

 津久井高校ボート部の山口健太さん(2年)が、8月4〜7日まで英国で開催される世界Jr.選手権(19歳以下)の日本代表に選ばれた。父親・和男さんも、同校ボート部ОBで平成2年に日本代表として出場しており、2代にわたり世界への扉を開いた。

 山口さんは、ボートを本格的に始めて1年余り。昨年9月に県新人戦優勝、11月に関東2位と、瞬く間に類稀な才能を発揮。その結果を受けて、(社)日本ボート協会から強化選手に選出され、強化合宿にも参加した。6月10〜12日に熊本で行われた全日本ジュニアボート選手権には、その78人の強化選手が出場。世界基準の2千mで(国内高校は千mか5百m)競われ、山口さんは見事決勝に進出。決勝レースで4位入賞を果たし、日本代表に選ばれた。

 世界選手権には日本から5人が出場する。他の4人は大学生と高校3年生で、2年生は山口さん1人。山口さんは「日本代表に選ばれたのは光栄ですが、決勝のレースには悔いが残ります。合宿など先輩方とともにしっかり準備をして世界に挑みたい」と抱負を語っている。

インハイに3人が出場

 世界Jr.選手権の為、山口さんは不出場となるものの、同校ボート部は夏のインターハイへの出場が決まっている。出場するのは、ダブルスカルに阿部一希 さん(3年)と濱野雅貴さん(2年)、シングルスカルに長岡英汰さん(2年)の3人。県予選でダブルが優勝、長岡さんは山口さんに次ぐ準優勝の好成績を収 めており、本大会での健闘に期待がかかる。

 同校ボート部は、創部50年以上の歴史を誇る名門で、9人もの日本代表選手を輩出。山口さんの両親も同部で活躍し、父親の和男さんは、平成2年に日本代表に選出されている。

 ボート部顧問の菅原裕教諭は「山口には世界の舞台で、他の選手も悔いのないよう自分の力を全部出しきり、各々の目標に向かい頑張って欲しい」と期待を寄せている。

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