神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

相原公民館 作った!走った!ECOカー 総合産業高校が小学生を指導

教育

公開:2011年8月4日

  • LINE
  • hatena
悪戦苦闘しながら作ったソーラーカー。走り出すと歓声があがった
悪戦苦闘しながら作ったソーラーカー。走り出すと歓声があがった

 福島原発事故による今夏の電力不足を機に、小学生たちにも「ECO」を学んでもらおうと、相原公民館(戸塚厚生館長)は先月28日、県立神奈川総合産業高校(南区文京・渡辺英司校長)の生徒の指導のもと、地域の小学生を対象とした「ソーラーカー」を製作する「夏休みECO教室」を行った。

 同公民館は、地域の「教育力」を活かしたユニークな事業を積極的に行っている。この「夏休みECO教室」も、青少年健全育成事業の一環で実施されたもの。節電が叫ばれている今夏、子どもたちの夏休み向けの企画として「ECO」をテーマに何かできないかと検討したところ、「電気のことなら神奈川総合産業高校に」と打診。同校は、文科省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の認定を受けており、「未来の科学者の育成」を掲げていることもあって、企画に賛同し、実現した。

 同教室に参加したのは、地域の小学生30人。神奈川総合産業高校の生徒6人がが取り組んでいる「電気自動車」の研究発表を聞いた後、太陽電池を使ったソーラーカーの模型を高校生の指導のもと、悪戦苦闘しながら製作。完成した後には、実際に外に出て車を走らせた。あいにくの曇り空ながらも、なんとか走り出した自作のソーラーカーに子どもたちから歓声があがった。

 参加した小学生は「プラモデルをやったことがないので、ドキドキして組み立てた。出来上がったときは嬉しかった」と感想を話す。戸塚館長は「高校生は小学生に教えることで、自分の勉強のおさらいにもなったと思う。これからもこうした異年齢交流を行っていきたい」と振り返っていた。
 

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

4月4日

イノベ創出、連携に期待

JR東海

イノベ創出、連携に期待

橋本駅南口に拠点開所

4月4日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook