緑区魅力づくり事業実行委員会(鯉登茂委員長)が主催する、中学生による「緑区CMつくり隊」の撮影が現在、順調に進行している。
緑区の中学生に、区の魅力について考え、地域資源を研究、再発見してもらうことを目的に実施されているこの企画。他校生徒や地域住民との交流を通じて、自分たちの郷土への思いと、その感性でCMをつくることで、区の魅力を内外にPRしようというねらいもある。
今回、同企画に参加しているのは、旭中学校1年生チーム、中野中学校の1年生と3年生チームの3組。8月3日に研修会を行い、絵コンテなどを自ら立案。旭中チームは、昔ながらのお店を回り、その人たちの温かさに触れる内容に。また中野中3年生チームは、区内を自転車で回りながら紹介、1年生チームはスペースシャトルで宇宙に行った津久井在来大豆とそれを使った「たいやき」を題材に宇宙と繋がる緑区をテーマに設定。それをもとに、8月24日には区内各地で撮影して回った。
今後、編集作業などを行い、11月に開催予定の「潤水都市さがみはらフェスタ」や2月の緑区ショートフィルムフェスティバルなどで発表される予定。同実行委員会では「中学生のアイデアは豊富でみんな積極的だった。完成を楽しみにしたい」と話している。