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今年は"復興"サンマまつり 10月1日(土) 市内各商店街で

社会

公開:2011年9月22日

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 東日本大震災の発生で開催が危ぶまれた「サンマまつり」が10月1日(土)、綜合卸売市場(中央区東淵野辺)と市内各商店街で一斉に開催されることとなった。主催は相模原市商店連合会(浦上裕史理事長)。未曾有の震災から半年。壊滅状態だった大船渡漁港が徐々に復興し、サンマ漁も始まったことから実施が決定した。今年はまつりのタイトルに「復興」を冠し、各商店街が知恵を絞ることで、大船渡漁港のPRと復興支援を行っていく。

 大船渡市で水揚げされた新鮮なサンマを直送で市内に運び、相模原市民が秋の味覚を楽しむ「サンマまつり」。今回の開催までの道のりは決して平坦なものではなかった。昨年は炎暑による大不漁の影響からまつり自体が中止となり、今秋の開催へ向けて準備を進めてきた。そうした中、今年は3月に東日本大震災が発生。大船渡漁港は壊滅的な被害を受けた。それでも、市商連が5月に義援金を携えて大船渡を訪問した際には、「港が直ったら何とかします」と関係者は気丈に話していたという。それから4ヵ月。震災の爪痕はまだまだ深いものの、大船渡でサンマ漁が再開。地元漁業組合の努力と意欲が実り、2年ぶりに開催される運びとなった。

 例年、大船渡市より無料で提供されてきたサンマだが、今年は各商店街が購入することで復興の手助けを行い、独自の企画でまつりを盛り上げていく。

緑区内は2ヵ所で

 緑区内では、東橋本商店会と相原二本松商店街の2ヵ所で実施。東橋本商店会は、「よしの食堂」(東橋本2─19─4)駐車場で10時から、焼いたサンマを無料で来場者に提供(1人1匹・なくなり次第終了)。相原二本松商店街は、JA相原支店(二本松3─1─15)駐車場で11時から、250円もしくはスタンプ台紙1冊持参で特製サイコロが1回振れ、出た目の数(4〜6)でサンマをプレゼント(4〜6匹)。スタンプ持参、携帯メール会員の人には、発泡酒1缶のプレゼントもあり(先着100本)。

 市商連は「大船渡が頑張っているので、ぜひサンマを買って、味わってもらい、被災地を応援してほしい」と多くの市民に参加を呼びかけている。
 

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