9月23日(金)〜25日(日)まで鳥居原ふれあいの館で「書道コンサート」を開催する 小島 実さん 緑区鳥屋在住 60歳
書で感謝の意を伝えたい
○…流行歌から童謡、懐メロまで、多くの人が知っている歌の歌詞を筆で書いた約50作品を展示する「書道コンサート〜書で奏でる勇気と希望」を9月23日から25日まで、鳥居原ふれあいの館で開催する。「書の素晴らしさを、誰でも知っている”歌”を通じて知って欲しかった」と、昨年初めて開催した作品展は想像以上に盛況。2回目の今年は、震災の影響でふさぎがちな現状を励ます曲を多く展示する。「コンサートには、地域の多くの方々に協力頂き感謝しています。また、兄弟の協力でお茶や菓子のサービスもあり、無料なのでぜひお越し下さい」と呼びかける。
○…書道は高校生の頃から親しみ、そのほとんどを我流で学んだ。10数年前から書を手作りの額に飾り、本格的な作品としてあたためてきた。その書の腕前は人づてに広まり、地域の成人式、文化祭、体育祭、ピースチャリティコンサートといったイベントの看板をボランティアで書いている。昨年には鳥屋中の校歌を書にしたため寄贈。「今まで多くの人に支えられてきました。書で感謝の気持を伝えられたら」と笑う。
○…緑区鳥屋生まれ。旧津久井町役場職員、地区の住民活動にも積極的に参加して、様々な分野で津久井の街づくりに取り組んできた。「この地域でずっと育ったので地元、中でも『鳥屋地区』には強い愛着があります。もっと地域が発展していけるよう尽力して行きたいですね」
○…趣味はゴルフにスキーなど、スポーツ全般。中でも今は、ストックをついて山道などを歩く”ノルディックウォーキング”に魅せられ、のめり込む。つくいノルディックウォーキングの代表を務め、毎月1回、市が主催する講習会の講師なども引き受ける。「緑区は宮ヶ瀬や城山、丹沢山系など、素晴らしい自然があります。これからの季節は景色も良いので、ぜひ歩いてみて下さい」と話してくれた。
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