津久井商工会 感謝の50周年 希望ある未来へ盛大に式典
県商工会連合会会長も兼務する関戸会長
津久井湖、城山湖、宮ヶ瀬湖などの水源地を有し、緑区最大の面積を持つ、津久井城や尾崎行雄生誕の地としても知られる歴史豊かな『津久井地区』。この地区の経済団体として、地域振興に多大な役割を果たしてきた津久井商工会（関戸昌邦会長）が今月２日、箱根で50周年を記念した式典を開催した。
津久井商工会は、昭和36年３月に創立。地元の中小企業や商店など約７００人が加入する。商業部ではポイントカード事業の「三太かーど」、20店舗余りが集まり、津久井の名産品を販売する「つくい逸店昼市」、工業部は「家のことならおまかせ隊」、青年部では地域最大の祭り「やまびこ祭り」の開催を主導するなど、それぞれの分野で積極的な活動を展開。また、女性部と同部の有志で結成した企業組合いろりばた工房が行う「かんこ焼き」は、郷土料理として広く親しまれ、平成19年には農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれている。
50周年となる今年度は、「恵まれた自然や文化、津久井の底力を再認識して、その力を活かす」ことを念頭に活動。記念誌の発行や、昨年開発した地域の宝を活かした名産品「津久井城ブランド商品」の確立、津久井の名所や文化を体験できる「日帰りツアー」を実施するなど、例年以上に様々なイベントを実施し、地元だけでなく外部に向けたＰＲも行い、節目の年を盛り上げてきた。
箱根で行われた２日の式典には、後藤祐一衆議院議員、八木大二郎・長友克洋県議をはじめ、緑区選出の市議、津久井地域の各団体の代表が多数出席。東日本大震災被災地支援のアトラクションなどが行われた。関戸昌邦会長は「50年の歩みは、歴代の役員・会員各位のたゆまぬ努力によって築かれ、地域の商工業に大きな役割を果たしてきました。これまで50年の皆様のご苦労に『感謝』し、現在の仲間と『信頼』を深め、『希望』のある未来へするために、地域の皆様とともに歩んでいきたいと思います」と話していた。
さがみはら緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
