中央区の市立けやき会館で5日、相模原市の賀詞交換会が開催された。
冒頭、あいさつに立った加山俊夫市長は、年明けに健脚を競った箱根駅伝での青山学院大学の健闘や、昨年のサッカーなでしこジャパンの世界一、東海大相模高校の甲子園出場などに触れ「いずれも地元に縁ある選手たちが、その絆や結束力を示して市民に大きな希望と勇気を与えてくれた」と活躍を称えた。
その上で、今なお被害の全容がつかみきれない東日本大震災の状況には憂慮を示し、「さまざまな場面で市民の絆や連帯感をいっそう大切に、一丸となることが求められてくる」と力を込めた。
政令指定都市への移行3年目を迎える今年は、震災を教訓とした地域防災計画の見直しによる安全安心の体制の強化、高齢化社会を支える体制の強化、待機児童の解消に向けた施策などをはじめ、産業集積や環境保全などへの取り組みの姿勢も示して、「あらゆる分野で都市力の向上を図っていきたい」と抱負を語った。
このほか市議会を代表して中村昌治議長、国会議員を代表して本村賢太郎衆議院議員、県議会を代表して佐々木正行議員がそれぞれあいさつに立った後、会場を埋めた参加者は相模原市の新年の船出に乾杯の声をそろえた。
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