相原地区の商店街、自治会が連携して活力ある街づくりを行っていこうと、このほど、「相原地区地域活性化協議会」(上原泰久会長)が結成された。活動の第一弾として、地域の小学生の協力を得て「書道フラッグ」を作成。29日から2月末までユニークな旗が商店街の街路灯に掲示される。
相原地区は、商業施設が集まる橋本と、古くから商業地として栄えた城山の間に位置する。そうした環境下で、独自策を出そうと携帯メールマガジンや様々なイベントで対抗しているのが相原二本松商店街だ。一方で、加入率が年々減少し、地域コミュニティーの希薄化が進む相原自治会連合会とともに、お互いの課題を地域一体となって解決しようと、地域住民の有志にも参加してもらって、「相原地区地域活性化協議会」を立ち上げた。これまでにも両者で連携して「相原ふるさと祭り」などを開催してきたが、より地域住民に身近なところで活性化を図ろうと企画したのが、今回の「書道フラッグ」だ。
高さ60cm・幅45cmの木綿生地にプラスチック板を入れたフラッグ材に書をしたため、商店街の街路灯に掲示しようというユニークな今回の取り組み。書の依頼先となったのは、相原・当麻田・二本松小学校。テーマは「夢・希望」「今年の目標」「街のこと」。冬休みの宿題として書いてもらい、全部で120枚が集まった。29日には、13時からJA相模原市相原支店駐車場でお披露目イベントを予定している。
「絆」「感謝」「明るく楽しい街づくり」などと書かれ、街路灯とともに街を彩るこの「書道フラッグ」。掲示期間は2月末までを予定しているという。上原会長は「未来ある子どもたちの夢や希望、目標を街路灯が明るく街を照らしてくれる。今回は、街づくりの第一歩。商店街、自治会がお互いに課題を話し合ってアクションを起こして活力ある街にしていきたい。地域で楽しめる第2弾の企画を夏頃までに実施する予定です」と話している。
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