相模原北警察署(石川光美署長)と津久井警察署(古宮忠男署長)は1月19日と27日、新年恒例となる武道始式をそれぞれ行った。
日頃から心身の鍛錬のために、柔道や剣道といった武道に取り組み、その成果を発表する場として行われているこの武道始式。この日も、近隣住民や関係団体、大勢の来賓が、地域の安全を守る警察署員の勇姿をみようとそれぞれの署に訪れた。
北署では、取れるまで続ける剣道・柔道の高点試合や5人掛け、実戦逮捕術の演武が行われた。さらに、県立橋本高校の居合い部による居合い道の演武も披露され、その迫力に会場を訪れた人たちから大きな拍手が贈られた。
一方、津久井署では、剣道・柔道のトーナメント試合、女性警察官による逮捕術試合のほか、自動車盗、振り込め詐欺を想定した寸劇が行われ、犯罪被害の防止を呼びかけた。その後、古宮署長から今年のスローガン『目指せ みんなが安全で安心して暮らせる 津久井の街』が発表され、「住民との連携を図り、今後も一層の治安維持に努めていきたい」と抱負を話していた。