手軽に山登りが楽しめることで人気の石老山。その石老山にこの程、桜が楽しめる新たなハイキングコース「桜道」が誕生した。整備したのは、相模湖地区まちづくり会議(大神田正己代表、委員29人)の他、地元の関係者たち。コース中には市内が一望できる桜山展望台や誘導看板などが設置され、新たな観光資源として期待が高まっている。
緑区寸沢嵐に位置する石老山(標高694m)。東海自然歩道の一部で、奇岩奇石が有名な、区内屈指の観光スポットだ。
「通常のコースから少し外れた場所に、桜が多く植えられている場所があるので、ハイキングコースに取り入れたい」と、まちづくり会議の観光専門部会が発案。新たな観光名所の一つにしようと1年間かけて準備が進められていた。コースの整備には市の地域活性化事業交付金を活用。3月11日には、同会議メンバーの他、地元自治会や観光協会、商工会など約50人が協力して作業が行われた。
桜道は、山の中腹に位置する石老山顕鏡寺から約100m登ったところから分岐して、既存コースに戻る約600mのコース。使われなくなっていた古道を整備し、誘導看板を設置して迷わないように工夫されている。道中は名前の由来となった桜の他、雑木林が楽しめ、市内が一望できる絶景ポイントもあるという。
同部会は「このコースは、自信をもってお薦めできるので、多くの人に訪れて欲しいです。ハイキング・ウォーキングのまちとして地域活性化を図っていきたい」と話している。
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