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橋本地区自治会連合会 加入促進へパンフ配布 新規住民の加入が課題

社会

公開:2012年5月17日

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自治会の活動を紹介するパンフレット
自治会の活動を紹介するパンフレット

 全国的に低下傾向にある自治会加入率。緑区内の橋本地区でもその傾向は顕著で、47・97%と市内平均59・12%を大幅に下回っている(2011年4月時点)。そうした中、橋本地区自治会連合会(草野寛会長)では、今年2月に自治会の紹介パンフレットを作成し、全世帯に配布したほか、今後も加入促進へ向けた取り組みに注力していくという。

 同連合会の昨年の加入率は47・97%。ここ2年で50・78%、50・09%と年々低下傾向にある。昨年の数字は、市内平均59・12%よりも低く、市内22ある地区連合会の中でも中央地区(46・3%・中央区)、清新地区(46・8%・中央区)に次いで3番目に低い。

 そうした中、打開策として、地域活性化交付金を利用して自治会を紹介するパンフレットを作成。今年2月に全世帯に配布した。「まずは自治会を知ってもらう第一歩」と草野会長は話す。今後、第2段として加入を促すためのチラシを作成、配布することも検討しているという。また同時に、積極的に加入を勧めるよう各自治会に呼びかけている。「自治会への加入は、地域に住むための保険だと個人的には考えている。緊急時の避難所のこと、防災のこと、わからないことを教えてくれるのが自治会。より多くの住民に加入してもらえるよう努めていきたい」と話している。

「自治会を知って」

 そもそも自治会とは、地域住民が日常的な親睦交流を通じて連帯感を担い、その地域の課題を協調・連帯することで自ら解決し、より良い住みやすい街づくりを行う任意の自主組織。まつりや自主防災活動、環境美化活動など様々な活動を行っている。

 加入率の低下の要因は、人口の増加に対して、加入数が比例していないから。特に最近新築された大型マンションなどは、自治会には加入していないところも多いという。「横浜市は相模原よりも加入率が高い。都市部だからというのが理由ではない」と草野会長は話す。「昨年の震災で自助・共助という点で自治会が見直されている。自治会のことをとにかく知ってもらい、入りたいと思ってもらえる活動をしていきたい」と今後への課題を話している。
 

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