さがみはら緑区版 掲載号:2012年5月24日号
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岩手・吉浜から文集届く 支援金の返礼 相原公民館に

社会

「読んで被災地の教訓を活かして」と戸塚館長
「読んで被災地の教訓を活かして」と戸塚館長

 相模原市立相原公民館(戸塚厚生館長)では現在、東日本大震災の被災地である岩手県大船渡市三陸町にある吉浜公民館(東堅市館長)から寄贈された文集を、館内ロビーで展示している。

 毎年3月に「公民館まつり」を実施している同公民館。今年の開催に先立ち、「公民館活動がままならない人たちへ形の見える支援がしたい」との想いから、相模原市と提携する大船渡市の公民館連絡協議会に連絡。そこで紹介されたのが吉浜公民館だった。

 吉浜公民館では、地域住民らの震災の体験を語り継ごうと文集の制作を進めていたが、費用面で苦慮していたことから、申し出を快諾。相原の人たちに吉浜のことを知ってもらうため、地元の紹介や震災の爪痕を記した壁紙を作成し、相原公民館へ送った。

公民館まつりで募金受付

 それを受けた相原公民館は、まつり開催中にロビーに壁紙を掲示すると供に、参加者からメッセージカードと募金の呼びかけを行った。その結果、集まった募金額は、目標額を上回る計13万円。「直接手渡したい」と戸塚館長の想いから、4月に自ら現地を訪問し、募金全額とメッセージカードを東館長へ手渡した。

 そのお返しに吉浜から送られてきたのが、完成した文集『その時私は…』。「地震や津波を考えたり、ふるさとや地域のこと、まちづくりやそれに関わる人たちを見つめたりするきかっけにしてほしい」と東館長。相原公民館では、その文集を地域の人たちにも読んでもらいたいと館内で掲示するほか、市内の図書館へ寄贈した。戸塚館長は「被災地の方々の経験を読んでもらって、ぜひ自分たちの教訓にしてもらえれば。こうした形で絆ができたことも良い経験になった」と話している。
 

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