さがみはら緑区版 掲載号:2012年6月14日号
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アートラボはしもとの巨大壁画を制作した東京造形大学の講師 佐竹 宏樹さん 町田市在住 39歳

プロセスがアートの面白さ

 ○…アートラボはしもとのガラス壁面に彩られた巨大な壁画。小山公園のとある風景を写真に収め、拡大コピーして型抜きし、スプレーで色づけ。非常勤講師として務める東京造形大学の学生たちと10日程で製作した。そして、来場者約100人に折り紙の紋切の花型を600枚ほど貼ってもらって完成した。「多くの人が紋切を貼っていくことで、製作者のイメージを超えた良い作品になった」と思わず笑みがこぼれる。屋外から鑑賞、屋内からは製作者の視点で作品の二面性を楽しめるのも特長だ。「どこに自分の紋切があるか探したり、出来上がっていく過程を楽しんでもらえたのでは」。そう見所を話す。

 ○…今回の作品のコンセプトを聞くと「壁画の場所、ここでやることの意味。それらをパッキングして見えるもの」と話す。新しくできたアートラボで、施設のコンセプトでもある地元住民に参加してもらって、ひとつの作品を作り上げていく。「美術をやる人が一般の人にその仕組みを理解してもらうには参加してもらうのが一番。作る方も楽しめたし、参加された方も楽しめたのでは」と振り返る。

 ○…福岡県田川の出身。両親の影響で幼い頃から絵に興味を持ち、東京造形大学へ進学。長崎の大学院を経て、母校へ戻ってきた。学生たちにはシルクスクリーンと木版画を指導する。町田の版画美術館や銀座、自宅で教室も開いている。「版画は、絵画のように塗り直しのような後戻りができない。プロセスが面白さであり、アートの醍醐味。作品を作ってみて、自分の価値観を持ってもらいたい」とその魅力を語る。

 ○…学生時代から橋本の街の変遷を見てきた。「この街にはアーティストの卵がいっぱいいる。アートの街としてのポテンシャルがあるので、それが盛り上がっていくといいですね」。紋切のコラージュを橋本から全国、そして世界へ。アートの価値を高めていくこと。それが今後の目標だ。
 

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