さがみはら緑区版 掲載号:2012年6月21日号
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相模川第一漁業協同組合の組合長として鮎釣り客増加に尽力する 山口 芳郎さん 緑区大島在住 71歳

愛する相模川を守る

 ○…1日に鮎釣りが解禁となった相模川のうち、上流部と支流の中津川中流域を管理する相模川第一漁業協同組合の長。漁場のリーダーとして鮎の放流や漁業権取扱販売店の拡大、釣り大会の開催・運営などに走り回る。「鮎釣り客だけでも5万人超の人が相模川を訪れるのですから休んでいる暇はありませんよ」

 〇…生まれも育ちも緑区大島。家のすぐ傍を流れる相模川は幼少時代より遊び場だった。父親愛用の釣り道具をこっそりと持ち出し、叱られた思い出も。鮎釣り歴は優に50年を超える。30代で鉄工所を開設し、「関東一円を飛び回るほど、忙しかった」という高度経済成長、バブル時代さえも、釣りだけは辞めなかった。「年に数回ですが、孫に釣りも教えますよ」と笑う。

 〇…相模川は20数年前まで、たくさんの針で鮎を引っ掛けて釣る「コロガシ」の川として知られていた。そのため、おとり鮎を使った「友釣り」を好む鮎釣り客は相模川を素通り。友釣りが主流になるに連れ、客は減少していった。「釣り人の漁業券収入で相模川を守っているわけですから、放ってはいられなかった」と当時を振り返る。仲間を集い、友釣り区域の拡大へ奔走。10年以上の歳月を要し、現在の(仕掛けごとの)エリア分けを成し遂げた。「コロガシ全盛の時代と比較し、鮎釣り客は5倍近くに膨らみました」

 〇…遠方から来る鮎釣り客に喜んで貰えればと力を入れるのは、「どのポイントで釣れるのか」といった釣り場ごとの情報の発信だ。川を歩き回るなどし、集めた釣果情報は組合のHPで伝えている。釣り人口増加へ、子どもたちが相模川に触れ合うイベントもさらに増やしていく。川の流れの改良や水の透明性確保など、着手したい事業はまだまだ尽きない。愛する相模川を守るため、今日も自ら釣り場を歩く。
 

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