緑区魅力づくり事業実行委員会(八木次夫実行委員長)は、区内の魅力づくり事業の一環として、「緑区ウォーキング・マイレージ」と「お・た・く(おもしろ・たのしく・区を知ろう)大賞」という一風変わった取り組みを開始した。両事業は来年1月21日まで行われる予定。現在参加者を募っている。
同実行委員会ではこれまでに、緑区民に区の魅力を再発見してもらうと同時に、その魅力を区内外へPRする事業として、ショートフィルムフェスティバルなどの活動を展開してきた。今回新たに始めた事業は、年齢層を問わずより参加しやすいようにと企画。そのひとつが「緑区ウォーキング・マイレージ」だ。
同事業は、津久井や相模湖などに日頃から登山やハイキングで訪れる人が多いことに着目。区の特長である豊かな自然を楽しみながら、健康的に歩いてもらうことを目的に企画された。
具体的には、区内各地域の団体などから紹介されたルートを同実行委員会がウォーキング・ハイキングコースに設定。そのコースを巡って規定のマイレージ(距離)を歩いた人に、認定証や記念品を贈呈するという内容。コースは全部で18あり、初級者向けのマイレージ4Km(相原・二本松の記念碑探訪コース)から健脚向けのマイレージ12Km(陣馬山をぐるりと回るコース)など、区内6つの地域でそれぞれ特徴の異なるコースが設定されている。各コースの途中にチェックポイントが設けられており、そこでキーワードを書き写しながら、踏破したマイレージを貯めていく。
常設コースすべてを踏破した人には、津久井産材を使った達人認定証や温泉ペア入館券などがもらえる「Oh!キング賞」、各地区1コースずつ、合算で100Km以上踏破した人に「緑区1周de賞」などが用意されている。また、常設コース以外にも各団体主催のウォーキングイベントも一部マイレージ対象になっている。
調査・研究を掲示区の魅力再発見へ
また、もうひとつの事業である「お・た・く(おもしろ・たのしく・区を知ろう)大賞」は、緑区のまちや自然・文化・歴史・人・食べ物などをテーマに、区の魅力の発掘・再発見につながる調査・研究のレポートや掲示物などを募集するというもの。例えば「酒まんじゅうのあんこの量を比較した」「湧水を飲み比べた」など、緑区に縁のある調査・研究で、展示に適したものならジャンルは問わないという。「お・た・く大賞」に選ばれると、賞状や、緑区こだわりの特産品づくり体験または特産品が贈られる。応募資格は不問。入賞作品は来年3月に完成予定の緑区総合庁舎や区内公共施設で展示される予定。
実行委員会では「区内を歩いて、研究してもらうことで地元の魅力を再確認してもらえれば。多くの方の参加をお待ちしています」と両事業への参加を呼び掛けている。それぞれの事業の詳細については、同実行委員会【電話】042・775・8801、もしくは区役所HPを参照を。
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