さがみはら緑区版 掲載号:2012年10月18日号
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市消防団北方面隊 初の女性"現場"団員誕生 大学生2人「地元守りたい」

社会

左から工藤さん、佐藤さん、斎藤豊部長
左から工藤さん、佐藤さん、斎藤豊部長

 相模原市消防団北方面隊に9月から、女子大学生・佐藤詠海さん(20・橋本在住)、工藤誠子さん(20・西橋本在住)が入団。10月7日に初訓練を行った。広報活動を行う女性部ではなく、有事に実際に出動する現場の隊に入団したのは区内初。女性ならではの目線での活動に期待がかかる。

 10月1日現在1548人が所属する相模原市消防団。自営業や会社員といった各々に職業を持つ住民が、有事の際に消防職員と共に現場に駆けつけ、消火活動などを行っている。

 今回、大学生の佐藤さんと工藤さんが入団したのは、北方面隊第1分団第2部(二本松エリア)。団員不足に頭を悩ませていた部だ。「昨年の震災の時に、TVを見ているだけで役に立てなかった。自分の地域の役に立ちたかった」と入団の経緯を話す佐藤さん。工藤さんは「地元が好き。お年寄りが多いので少しでも助けられたら」と自治会長の勧めもあって入団したという。団には、広報活動などを行う女性部があるが、2人は実際に火事場に出動する現場を希望。「やるからには現場に出たい」「団員が足りないとも聞いていたので役に立ちたかった」と理由を話す。

 7日の訓練で初めて活動服に袖を通した2人。敬礼や整列などの礼式を学んだ後、ホースを出す訓練を行った。「見た目と違って大変」「訓練が無駄にならないようにやっていきたい」と振り返る。原正弘分団長は「団員が少なかったのでありがたい。男所帯の中で大変だろうけど、人一倍訓練をし、経験を積んで地域の防災リーダーになってもらいたい。女性ならではの目線で、現場のフォローなど活躍してほしい」と期待を寄せる。

 2人は「実際に現場に行ったときに少しでも自分にできることをしていきたい。地域密着で、後の世代に引き継いでいきたい」と意気込みを語った。

今年から女性が活躍

 今年4月に1人、8月にも1人が南方面隊に女性団員が入団し、2人同様に現場での活動を行っている。旧相模原市消防団も含めて、現場の隊に女性が入団したのは今年が初。市消防局では「昨年の震災の影響もあって全国的に、困っている人を直接支援したいと入団する女性が増えている。団員確保が難しい中、女性が入団してくれるのはありがたい。随時団員を募集中なので、男性女性問わず地域を守りたいという方はぜひご連絡を」と話している。
 

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