淵野辺×JAXA 地域ブランド戦略を提言 黒岩知事交え意見交換会
人を引きつける魅力を持つ「マグネット地域」の取組みを促す催し「対話の広場」が11月14日(水)、午後6時半から8時半までグリーンホール相模大野で行われる。テーマは、JAXAと淵野辺の商店街との地域連携。「はやぶさ」を活かして順調に展開するまちおこし例をもとに、地域ブランド戦略について考える。
「対話の広場」は、県の各地域から選抜されたまちづくり事例の当事者をゲストに招き、司会の黒岩祐治知事が会場の参加者を交えて意見交換する仕組みで、県内5カ所で実施されている。
開催に先立って行われた選考会では、注目度の高い「はやぶさ」を足がかりにJAXAを活かして魅力あるまちづくりに取り組んだにこにこ星ふちのべ協同組合と、JAXAの広報活動の事例に黒岩知事が着目。JAXAを地域資源ととらえ、まちおこしに向け「はやぶさ」をルーツとしたグルメ、グッズ開発に次々と着手するなど、宇宙=淵野辺の名を轟かせた手法が評価され、開催テーマに選ばれた。
当日は、同組合の茅明夫理事長、的川泰宣JAXA名誉教授が出席。「はやぶさ」にかけたそれぞれの思い、相互の取組みについて発表する。にこにこ星ふちのべ協同組合の茅理事長は「はやぶさ2の応援はもちろん、近隣大学との関係も深めたい」と話し、淵野辺の将来像にも言及する考えだ。
県央での同イベントで、商店街の取組みが注目されたのは初めて。市内開催は2回目だが、同地域で2回開催された例はなく、「それだけ相模原市が魅力にあふれる場所ということ」と主催の県央地域県政総合センターは話している。
参加者も募集
先着順で県民200人。申込は県央地域県政総合センター企画調整課【電話】046・224・1111へ。
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