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緑区長インタビュー 緑区大会を開催へ リニア・縦貫道も具体化

公開:2013年1月10日

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区政を語る高部博緑区長
区政を語る高部博緑区長

 緑区が誕生し、もうすぐ3年が経過。緑区では、魅力づくりなど独自の事業を進める一方で、2013年は、さがみ縦貫道の開通など、取り巻く環境が大きく変わろうとしている。そうした中、これまでの成果や今後の展望を高部博緑区長に聞いた。

 ――昨年、緑区の魅力づくり事業の一環として、イメージキャラクター・ミウルが誕生したほか、「ショートフィルムフェスティバル」に加え、「ウォーキング・マイレージ」「お・た・く大賞」などの事業も始められました。その成果は。

 まず、緑区のイメージキャラクター・ミウルですが、皆さんにも応援していただき、ゆるキャラグランプリ2012では全国127位、県内5位となりました。お礼申し上げます。お陰様で、区民参加をいただき、昨年2月に誕生し、地域のイベントにお招きいただくと共に、ツイッター、フェイスブックを通して情報発信を行うことができました。また、区内企業にグッズをたくさん作っていただき、多くの方々に「可愛いキャラクターができて良かった」と言っていただいております。昨年、藤野地区にお住いの創作音楽家のガイネさんがミウルのテーマソング『この地球(ほし)を潤す』を作って下さいました。今年は、これに福前健康体操の福前幸子さんがダンスをつけてくれることになっています。ミウルを中心に緑区がさらに活性化するといいなと思っています。

 この他、7月から始めた「緑区ウォーキング・マイレージ」では、区民の方々の健康づくりのきっかけづくりとなり「緑区に親しむことができた」と喜んでいただいております。すでに、50人くらいの方から賞への応募もいただきました。旧津久井町が取り組んでいた”ウォーキング日本一のまち”を引き継ぎ、ウォーキング・ハイキングを区の大きな特色にしたいと思っています。2年目となる今年は、春先からスタートできるよう準備を行っています。

「緑区ほど将来の可能性に満ちた区はない」

 「緑区ショートフィルムフェスティバル」「緑区お・た・く大賞」は、作品募集の締め切りが迫ってきました。ショートフィルムフェスティバルは、今 年初めて内田けんじ監督と制作者の方々との懇談の場を設けたいと考えております。若い映画人の育成にも繋がるといいなと考えております。

 緑区お・た・く大賞は、自然、歴史、文化など様々な魅力を持つ緑区を研究していただこうというものですが、どんな作品が集まるか今から楽しみです。応募いただいた作品は、新しくできる緑区合同庁舎に展示したいと思っております。

  区政スタート以来、様々な取り組みを進めてきた魅力づくり事業ですが、今後、区民を対象にした緑区大会の開催を考えております。他の区にはないテーマ、緑 区らしいテーマで区民交流も兼ねたイベントができるといいなと思っておりまして、緑区魅力づくり事業実行委員会の皆様と検討していきたいと考えておりま す。

 ――区内の相模原ICはまだ先になりますが、さがみ縦貫道が平成25年度中に高尾山ICまで開通になります。また、県や市でリニア 中央新幹線の橋本駅への誘致も決定しました。大山町の旧セントラル自動車跡地にも、工業系・流通系3社の立地が決まり、産業拠点への期待も高まります。

  そうですね。現在、相模原市には全国的にも稀なくらい大きなプロジェクトが構想されています。とりわけ緑区は、リニア中央新幹線など大きなプロジェクトが 集まっています。緑区ほど将来の可能性に満ちた区はないわけですが、今年は具体化が図られつつある年といえるのではないでしょうか。

 ま ず、さがみ縦貫道、首都圏中央連絡道路ですが、この3月に海老名方面から相模原愛川ICまで開通します。翌年には、高尾山ICから相模原愛川ICまで開通 し、相模原ICは少し遅れて26年度の完成の見込みとなっています。このアクセス道路となる津久井広域道路も、これに合わせて津久井根小屋地区の金原工業 団地まで整備される予定です。

 広域道路沿道には、現在、インターチェンジ周辺の新拠点まちづくり構想が進められており、このリーディン グプロジェクトとなる川尻大島界土地区画整理事業が本組合設立となり、いよいよ着工の運びとなります。また、金原工業団地西側地区も開発行為により新産業 用地が創出されることとなり、その実現に向けて準備を進めています。

 ――それでは次週(1月17日号)、プロジェクトの具体化や、3月に供用開始となる合同庁舎、区ビジョン等のまちづくりについてお聞かせください。

 よろしくお願いします。
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「今年はプロジェクトの具体化が図られつつある年」と高部区長


 

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