公益社団法人・相模原青年会議所の第48代理事長に就任した 荒俣 大(おおき)さん 南区相南在住 38歳
右肩上がりで50年へ
〇…イメージでは少しだけ右肩上がり。「前任者から預かったものを斜め上に渡していく。そんな風に繋いでいきたい」。入会12年目の今年、JC理事長に就任した。今年度の活動スローガンは「引き上げよう!こころのレベルライン」。目上の人を敬おう。困っている人を助けよう。この当たり前のことを、一人ひとりがより意識出来るようになれれば…。現役世代が声を出していくことで地域を盛り上げたいと意気込む。
〇…「当初はほとんど意味が分かりませんでした」。大学の先輩の勧めで入会した2002年。それでも出続けることに意義があると信じ、ついていった。「お酒が入ると、みんな街のことについて途端に熱く語り始めるんです。この人たち、本気なんだって思いました」。徐々に気持ちが入っていき、主体的に参加するように。2010年には、JC有志で立ち上げた南区のお祭り「かぼちゃまつり」の初代実行委員長を務めあげた。
○…大阪府出身。小学校から小田急相模原へ。当時の担任に憧れ、いずれ自分も教師にと夢を描いた。そして現在は、同じく”人を育てる”会社経営者に。茶・ギフト販売を行う「東京ユーキ(株)」代表としてはもちろん、夫、父としての役割も果たす。「朝の時間は家族に。ご飯を作って2人の娘を保育園へ送り届けて。ちゃんと父親もやっているつもりですよ」。地域のお祭りにも全員で行くなど、JCの活動は家族交流の場になっている。
〇…今年の具体的な目標は「7000人のファン作り」。自分たちのやっていること、伝えたいことを市民に”見える化”し、好きになってもらう。まずは約70万人の1%が目標だ。そして再来年はJC創立50年。何事も一つのことを成すのに最低3年はかかると、50年に向けて今年を始まりの年と位置付ける。「春の桜まつりでは、今年新たな企画を実施します。随時”見える化”していきますね」
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