城山出身で現在サッカーJリーグの徳島ヴォルティスに所属する三木隆司選手(34)が12月17日、市立青野原小学校と中沢中学校で講演を行った。
FC WINGS(現東京ヴェルディ相模原支部)のOBで、今年プロ生活17年目を迎える三木選手。午前と午後で両校を訪れ、「夢の実現に向けて、夢を持つ大切さ」をテーマにそれぞれ講演を行った。「小さい頃からサッカー選手になるのが夢だった」。そう自身の夢を挙げながら、これまでの歩みを年表にし、どうやってプロになったか、プロになってからどうしたのかなどを熱く語った。「夢や目標は1回で折れるものじゃないというのは伝えられたと思う。子どもたちは将来のことを真剣に考えている。キャリア教育の役に立てれば嬉しい」と振り返っていた。
「勉強になった」
三木選手は、シーズンオフになると、毎年帰省し、出身クラブなどでボールを蹴ることはあるものの、今回のように地元で講演を行うは初めて。かねてから、親交のあった恩師を通じて「子どもたちに夢について話してほしい」という依頼を受けたことがきかっけだった。現役ながら、引退後は指導者としての道を考えていることもあり、実現に至った。「サッカーと離れて話すのは難しかった。今後の勉強になった。徳島をJ1に昇格させることが今年の目標」と話していた。
【経歴】幼稚園の頃にセキドスポーツクラブでサッカーを始め、小、中学校時代はFC WINGSに所属。滝川第二高校(兵庫県)卒業後、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)とプロ契約。大分、名古屋を経て、徳島へ。守備の要として、J1昇格を目指す。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
川柳募集3月28日 |
|
|