市HP(ホームページ) 「見やすさ」配慮し一新 情報格差の是正に工夫
相模原市は2013年度中に、高齢者や障害者に配慮した市公式HPへリニューアルすることをこのほど発表した。動画や字幕などに工夫を凝らし、どの利用者も等しく情報が得られるページ作りを進めることで、市民の情報格差の是正に乗り出す。
市HPのリニューアルは5年ぶり。これまで、「文字が見えづらい」「視覚障害者用の音声読み上げソフトが使えないページがある」といった声が寄せられていた。これを受け市では、システムの入れ替えを行い、JIS規格に基づくウェブアクセシビリティ(利用しやすさ)の向上に注力する。高齢者や障害者に配慮した設計を行うウェブアクセシビリティの方針の策定は現在、国や自治体等公共機関のウェブサイトにおいて急務とされており、横浜市や川崎市などもすでに取り組みの方針をHP上で公表している。この流れの中で市は、「情報をいかに簡単に提供するか」の観点で現状を分析。読み上げソフトに配慮した表現を工夫したり、画像の情報を示すテキストを記述するなど、より内容が伝わりやすいHP設計に努めていく。
アンケートでニーズを把握
現在、市HPの一カ月のアクセス数は約24万件。延べ1万ページを保有しており、全てのページに対処を盛り込むことは困難だという。そこで、どのページのニーズが高く、早期改善の必要があるかの取捨選択が大きな課題となりそうだ。市民の意見を取り入れるためアンケートも実施(〜2月15日)しており、担当課では「情報格差解消への的確なニーズの把握に努めたい」と話している。
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