県央地域県政総合センターはこのほど、平成24年度ガンカモ類の生息調査の結果を発表した。確認された飛来個体数は、全体で39カ所、カモ類10種2045羽と昨年に比べ1284羽減った。
この調査は環境省からの依頼による全国一斉調査の一環として毎年1月中旬に行われているもの。今年で44回目。調査は宮ヶ瀬湖、津久井湖、相模湖、城山湖、相模原沈澱池、相模川など54カ所で行われた。
個別の飛来種を見ると(カッコ内は昨年の結果)、カルガモ440羽(634羽)、オシドリ416羽(844羽)、マガモ379羽(564羽)、コガモ304羽(450羽)など。毎年飛来数が多いオシドリと、カルガモ、マガモの数が大幅に減っているのが目立つ。
相模原区域の調査所では、相模川〔市内調査地点9カ所〕が429羽(488羽)、相模原沈殿池が294羽(307羽)、宮ヶ瀬湖が[清川村含む]280羽(892羽)、相模湖204羽(380羽)、津久井湖が122羽(316羽)、と多く、管内でも上位を占めている。
調査結果について同センター環境部では「今年は県全体でも飛来数が減っていますが、当センター管内でも大幅に飛来が減りました。気象条件なのか、他に原因があるのかは今後の分析結果になると思いますが、小倉橋近辺で久しぶりにコハクチョウが確認されるなど、明るいニュースもありました」と話している。
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